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「すっきり片付く家にしたかったのに…」造作家具と既製品の選び方で後悔しないための考え方

茨城県八千代町・結城市・下妻市・筑西市・桜川市・古河市・境町・坂東市・常総市・つくば市・土浦市【栃木・埼玉・千葉県一部】にて注文住宅の施工をしている株式会社ハウスプラスラヴィです。

 

造作家具と既製品のどちらを選ぶかで後悔しないためには、その場所に置くモノの「変化のしやすさ」と「動作のシンプルさ」を基準に切り分けることが大切です。新築時にすべてを造り付けにしたり、逆に費用を抑えるためにすべて既製品で済ませたりすると、暮らし始めてから「使いにくい」「模様替えができない」という壁にぶつかりやすくなります。事務の小林悠子です。日々の暮らしやすさを大切にする視点から、それぞれの特徴を整理して後悔のない選択をお手伝いします。

なぜ「すべて造作家具」にすると後悔してしまうの?

すっきりした空間に憧れて家中の収納を造作家具に統一したものの、実際に暮らし始めると不便さを感じてしまうケースは少なくありません。その大きな理由は、家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて「家具を動かす・買い替える」という柔軟性が失われてしまうからです。

例えば、お子様が小さいうちはリビングに学習机代わりのカウンターを造作するのが人気ですが、成長して個室で勉強するようになると、そのスペースが使われないままデッドスペースになってしまうことがあります。造作家具は一度壁や床に固定すると、簡単には撤去や移動ができません。将来的に部屋の用途が変わる可能性がある場所は、あえて固定せず、その時々の暮らしに合わせて動かせる既製品を選んだほうが、結果として長く快適に使っていただけることが多いのです。

造作家具と既製品はどのように使い分ければいい?

後悔しない選び方のコツは、その収納を使う場所の「湿気や汚れの多さ」と「動作の頻度」に注目して切り分けることです。それぞれの得意分野を活かせる場所に配置することで、使い勝手は格段に向上します。

造作家具が本領を発揮する場所

造作家具は、ミリ単位で隙間なくぴったりと収めたい場所や、配線などをすっきり隠したい場所に最適です。具体的には以下のようなスペースが挙げられます。

  • 玄関のシューズクロークや土間収納:家族の人数や靴のサイズに合わせて棚板の高さを細かく調整でき、空間を無駄なく使えます。
  • キッチンの背面収納:ゴミ箱のサイズや家電の配置に合わせ、調理中の動線に無駄がないように設計することで、家事の負担を大きく軽減できます。
  • 洗面脱衣室の収納:湿気がこもりやすい場所だからこそ、あらかじめ湿気に強い素材を選び、洗濯物や洗剤のストックがぴったり収まるように造ることで、家事効率が上がります。

既製品を選んだほうが暮らしやすくなる場所

一方で、時間の経過とともに使い方が変わる場所や、デザインの好みが変わりやすい場所は、既製品のほうが適しています。

  • 子ども部屋の収納やデスク:成長に合わせてレイアウトを自由に変えられるよう、置き型の家具やハンガーラックを組み合わせるのがおすすめです。
  • リビングのテレビボードや本棚:テレビの買い替えによるサイズ変更や、インテリアの好みの変化に対応できるよう、置き型の既製品にしておくと模様替えもスムーズです。

予算とこだわりを両立させるための工夫とは?

造作家具は職人さんが一つひとつ手作業で製作するため、どうしても既製品に比べて費用が高くなる傾向があります。予算を抑えつつ、すっきりとした見た目を叶えるためには、すべてのパーツを造作するのではなく「組み合わせる」という工夫が効果的です。

例えば、収納の「枠」や「カウンターの天板」だけを大工さんに造作してもらい、その下に入れる引き出しや収納ボックスは、市販の無印良品やニトリなどの定番規格品がぴったり収まるように設計する方法があります。これなら、造作の美しさを保ちながら費用を抑えられますし、将来ボックスが汚れたり壊れたりした際も、簡単に買い替えることができます。すべてを完璧に造り込もうとせず、市販品を上手に取り入れる余白を残しておくことが、お財布にも暮らしにも優しい家づくりにつながります。

まとめ:まずは「その場所で10年後、誰が何を出し入れしているか」を想像してみませんか?

すっきり片付く住まいをつくるためには、今現在の持ち物だけでなく、将来の家族の姿を思い描くことが大切です。固定して動かせない造作家具と、いつでも自由に入れ替えられる既製品のバランスを整えることで、暮らしの変化に寄り添う住まいが完成します。